ずっと手指の関節、てのひらがひどく痛くて、年賀状を書けませんでした。このHPも更新されず、賀状も来ないというので「悦さん、体調悪いですか？」と心配してくださる方がいて、申し訳ないです。身体はなんとか元気なのですが、書くと指がピンとはねたり、曲がったまま戻らなかったり、特に右手にその症状がひどくて、しんどいです。
それでもお正月には、イカニンジンもお雑煮も作りました。後が痛くてつらかったですが、気分だけでもお正月と。
とても「おめでとう」という気にはなれません。辺野古のことや、安保関連法や、考えると眠れなくなります。今年８月に70歳になりますが、戦争がなかった〝奇跡の70年〟に生きたことがわれらの最大の幸運だったのではないかと、同い年の友だちと語り合った新年でした。
まだ、がんばります。晩年に福島に来た意味をずっと考えつづけています。これからもよろしくお願いいたします。
2016.1.5
青木 悦
福島に来た最初の冬の終わりごろ、庭のすみで5センチほどの双葉のサザンカを見つけ、鉢に植え、また植えかえていたら、今年大きな花を2つも咲かせてくれました。何と、親樹と思える大きなサザンカと、花の大きさは同じなのです。いま、宝物です。
迎春
トップの写真の親樹です。なんと１１月中旬から咲きはじめてあまりの早さにびっくりしました。
青木 悦 ―福島から
夏の花サザンクロスがずっと咲き続けています。やっぱり気候が変なせいでしょうか。これは大きな植木鉢なので下に車のついた台にのせ、夜は鉄平が作ったすきまだらけの小屋の中に友人が入れてくれます。
いつも山野草をくださる近所の方が、鉢植えでこの上（花だけのアップ）と右の花をプレゼントしてくれました。花の少ない今、可憐な淡いピンクの小さな花たちに心なごみます。
おそらく雪ノ下科の花だとは思いますが、くださった方も私も名前が分かりません。どなたか分かったら教えてください。特に大阪のＫさん、ものすごく花の名前に詳しい人なので、期待しています。今年もよろしく。
デッキに放りっぱなしに置いてある山野草の鉢が、ときどきハッとするようなきれいな花をつけてくれます。これは八重咲き笹リンドウと清澄白山菊です。
今年も庭のすみのツワブキがたくさん元気に咲いてくれました。もう花は終わっていますが、今あまりにも花が少ないので、参加してもらいました。
小さな春が見つかりました
