　先日、いわき市まで出かけました。
　福島から郡山までは東北新幹線ですが、郡山からいわきまでは磐越東線で阿武隈山地を越えます。
　各駅停車の電車は濃い緑の山の中をトコトコ走ります。
　夏井川渓谷が眼下に見え出して、このあたりが蛙の詩で有名な草野心平のふるさとであることを思い出しました。
　そこで今回のホームページはカエル特集でいくことにしました。
　のんびり葉っぱの上やポーチュラカの花びらの上でまどろんでいた小指の先ほどの大きさのアオガエルが、得体の知れない巨大な影（私）に追われて、がけっぷちまで追いつめられ、とほうにくれる？…………図です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　坂本鉄平

　イヌフグリ、カタバミ、ムラサキツユクサ、ギボウシ、ドクダミなど、よく見ないと草のなかに埋もれてしまう野草が庭のあちこちでひっそり花をつけています
　

　8月2日、福島は37.7℃ありました。暑いのを通り越して、〝燃える〟という感じでした。
　8月3日、青木悦は〝めでたく〟66歳の誕生日を迎えました。何人かの方からハッピ－バースデーのお葉書やらFAXやらいただきましたが、66にもなりますと、〝ハッピ－〟とは感じられません。
　鉄平がこの頃カエルに凝っていて、花を撮るはずのものが、どこかにアオガエルが写っています。そのうち顔までカエルに似てくるのではないかと思っています。すでに毛がないところは同じなのですが　………。
　福島原発告訴団が提出した東電幹部、政府関係者に刑事責任を問う告訴状が8月1日福島地検に受理されました。本当の闘いはこれからです。
　花もカエルも原告の一人だと思っています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青木　悦